「その年、私たちは」の最終回考察とV(テテ)の歌が暗示していることとは?!

韓国ドラマ

ついに今週、「その年、私たちは」の最終回を迎えます。
放送を重ねるごとに視聴者の心をつかみ、14話はネットフリックスの世界視聴ランキングで8位になりました。

韓国での評価も高くて、キャスティングは完璧!とか、チェ・ウシクの当たり役とか、賛辞の嵐です。

チェ・ウシクの表情だったり、ちょっとした仕草であったり、様々な感情を見事に表現していて、演者としての評価を高めることができました。

高校生のシーンは、こんなに違和感のない30代はいるの?!と驚きさえ覚えました。

キム・ダミは現在26歳なので、制服を着てももちろん違和感はないのですが、32歳のチェ・ウシクも同じように違和感がなく、時は止まっているの?!と思いましたが、人によっては何の違和感もなかったかもしれませんね。

公式インスタより

やっぱり違和感、ないですね。

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「その年、私たちは」の最終回の考察

今までのドラマだと「この人たち(主役とヒロイン)は別れないだろう」とか「最終的には一緒になるよね」という思いがありましたが、このドラマには正直、そのような確信を持ってません。

ヨンスとウンの仲の良いシーンを見ると、逆にいつ途切れてもおかしくない関係にも見えてきますし、儚くて脆く感じる二人の動向が見逃せない状況だと思います。

「その年、私たちは」での愛の表現や姿について

一度は別れ、再度付き合うことになった愛のカタチ。

交わりそうで交わらなかった二人が10年という歳月を通して、残っていた思いを繋げるのですが、ヨンスとウンはどうなるのでしょうか。

そして、片思いをしている人たちも多数描かれています。

親友の彼女を片思いし続けるジウン。

自分から付き合いましょと言える積極的な人なのに、相手の心の向きが自分に向いていないと感じ、葛藤しているNJ。

思いを寄せいてる人は親友の彼女のことが好きで、傷付く姿を見たくないのにどうしていいのか分からないチェラン。

番外編として、ウンのマネージャーのウノとヨンスの親友のソリ、二人の恋の行方にも注目してほしいと思います。

穏やかに感情が入り混じっていて、いつの間にか感情移入してしまうドラマで、まんまと製作者に心を掻き立てられてしますね。

ぜひこの片思いの行方も回収してほしいと切に願っているのは私だけではないのでしょうか。

V(テテ)が歌う「Christmas Tree」に最終回の二人の姿を暗示している?!

「その時、私たちは」のOSTも10cmをはじめ、そうそうたるアーティストが参加して、話題を集めています。

一つ一つの楽曲が、絶妙なタイミングで流れてくるのが、泣いていいよと言わているようであったり、ギュッと胸を締め付けられるような思いになったり、本当に秀逸な楽曲ばかりです。

ヨンスとウンの二人はどのようなエンディングを迎えるのか、それを暗示しているような歌詞をV(テテ)が歌う「Christmas Tree」の中に発見してしまいました。

吹きつける風に

心が飛ばされてしまっても

君を待ってるよ

ただ君のいる所にいたいんだ

という歌詞があります。

この歌詞を見ると、ヨンスが去ってしまうのかなぁ…とも取れます。

もちろんこのテテの楽曲は既にドラマで使用されているので、考えすぎ!と思われるのも当然です。

しかし、逆も考えられるシーンが13話にありました。
ウンがある書類を見ていたのですが、それが意味するものって、もしかするとウンがヨンスのもとを去ってしまう原因になるのではないかとも取れますし…。

テテの「Christmas Tree」を僭越ですが、全部を訳してみました。
もちろん通訳できるほどではないですし、意訳であることをご了承ください。

V – Christmas Tree

In this moment
この瞬間

I see you
君を見ているよ

It always comes around
いつも通りやってくる

As I believed
僕が信じているように

When the rain stops
雨が止んだら

You shine on me
僕を照らしてくれる

Your light’s the only thing that keeps the cold out
君という光だけが寒さをしのぐことができる

Moon in the summer night
夏の夜の月

Whispering of the stars
星たちの輝き

They’re singing like Christmas trees for us
クリスマスツリーのように歌ってくれる 僕たちのために

So I’ll tell you
だから言うよ

You have never known
君が決して知ることのなかった

A Million tiny things that
100万個のちっぽけなことは

It all gets tangled up inside
中ですべてもつれ合っているんだ

And I’ll tell you
僕が教えてあげるよ

A Million little reasons
100万個の小さな理由を

I’m falling for your eyes
君の瞳に恋してる

I just want to be where you are
ただ君がいる所にいたいんだ

It’s such a strange thing to do
僕のことを変だと思うかな

Sometimes I don’t understand you
時々、君のことが理解できないけど

But It always brings me back To where you are
そんなところが僕をいつも君のいる所に引き戻すんだ

혹시 아니
もしかして知ってる?

너에겐 나만 아는 모습이 있어
君には僕だけが知っている一面があって

한여름밤 오는 첫눈같이
真の夏の夜に降る初雪のように

믿기지 않는 기적 같은 놀라운 순간, 넌
信じられない奇跡のような驚きの瞬間、君は

언젠가 또
いつかまた

불어온 바람에
吹きつける風に

마음이 날아다녀도
心が飛ばされてしまっても

기다릴게
君を待ってるよ

So I’ll tell you
だから君に言うよ

A Million tiny things that You have never known
君が決して知ることのなかった100万個のちっぽけなことは

It all gets tangled up inside
すべてもつれ合っているんだ

And I’ll tell you
そして、君に言うよ

A Million little reasons
100万個の小さな理由を

I’m falling for your eyes
君の瞳に恋してる

I just want to be where you are
ただ君のいる所にいたいんだ

Tell you
伝えるよ

A Million tiny things that You have never known
君が決して知ることのなかった100万個のちっぽけなことは

It all gets tangled up inside
すべてもつれ合っているんだ

Tell you
伝えるよ

A Million little reasons
100万個の小さな理由を

I’m falling for your eyes
君の瞳に恋してる

I just want to be where you are
ただ君のいる所にいたいんだ

この楽曲から考察したことって、行き過ぎたと思われますか?

「その年、私たちは」の最終回考察のまとめ

ドラマを観てお気づきの方も多いと思いますが、一話ごとのタイトル、そのタイトルは名作映画のタイトルと言われています。

台詞一つ一つ、使う言葉にも深い意味が隠されていたり、人生において宝物のように感じられる言葉だったり、その時、その瞬間でなければ言えない言葉が散りばめられている珠玉のようなドラマですね。

15話はヨンスとウン、ジウンの姿が詳細に、そして丁寧に描かれていましたね。ジウンがなぜ人と距離を置くようになったのか…。心の中では悲鳴をあげているのに、それを見ないよう、聞かないようにしていたのは何故なのかというジウンの心の深い世界を知ることができました。

ヨンスはまた同じことを繰り返してしまうのか…どうか分かりませんが、ヨンスにしても、ウンにしても、他の人たちにおいても人生において大切なことが伝わって、ハッピーエンドであることを願っています。

最終回の放送は見逃せないですね。

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