「ショッピング王ルイ」のあらすじ
幼い頃、両親を亡くしたルイ。
彼には財閥の祖母がいたおかげで、フランスの豪邸で育ちました。
そんな彼でも親がいない寂しさを心の底に秘めていました。
寂しさを埋めるかのように彼は買い物することに熱中します。
彼は生まれつき、目利きの才能がありました。
人はいつしか、彼のことをこう呼びました。
ショッピング王ルイ
フランスの豪邸で買い物を楽しんでいたルイ。
そんな彼が15年ぶりに韓国に帰ることとなりました。
韓国に帰った彼のため、帰国パーティーが華やかに執り行われています。
だけど、時間になってもルイは姿を現しません。
その頃、車を運転していたルイは慣れぬ運転のため事故を起こして記憶を失ってしまいます。
気が付いたらルイはなんと路上生活者となっていました。
自分が何者か分からない…。
そんな不安の中、ルイは一人の少女と出会います。
彼女の名はボクシル。
彼女は家出をした弟を探しにきたのです。
しかも、路上生活者となったルイが着ていたジャージは彼女の弟、ボクナムのもの?!だったのです。
「ショッピング王ルイ」の感想
ボクシルは記憶のないルイをそのままにはしておけない性格で、記憶が戻るまで面倒をみることになります。
韓国では屋上の部屋をオクタッパンと言いますが、二人はその部屋でカーテン越しに暮らすことになり、そこで繰り広げられるドタバタ劇は見ものです。
記憶を失ってもルイの買い物癖は健在。
勝手に散財するからボクシルはもう大変。
それでも「イケメンだから…」と許してしまうのは女性であれば不可抗力と言わざるを得ません。
ルイが記憶を断片的に取り戻すようになり、事件や陰謀が浮き上がってくるのですが、ソ・イングクの一途な愛がすべてを救います。
「ショッピング王ルイ」のキャスト
ソ・イングク(ルイ 役)
すっごいイケメンなのに生活力0で、しかも記憶喪失…。
子犬のような笑顔に見ている方もニンマリしてしまいます。
2021年10月23日からMnetで「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」で滅亡という役柄で出演中のソ・イングク。もう説明の必要がないぐらい有名な俳優さんですね。
「ショッピング王ルイ」や「ナイショの恋していいですか!?」のような少しコメディ要素のある演技や「空から降る一億の星」や「君を憶えてる」のようなシリアスな演技、時代劇の「王の顔」では朝鮮第15代王の光海君(クァンヘグン)まで演じ、演技のふり幅が半端ないです。
元々は2009年のスーパースターKという歌番組のオーディション番組で優勝したことがきっかけで歌手デビュー。
その美声は「ショッピング王ルイ」のノーカット版の第13話で聞くことができます。今、この瞬間というタイトルの曲で、ソ・イングクがピアノを弾きながら、歌ってくれます。タイトルのように幸せの瞬間を切り取ったような、温かい気持ちにさせてくれます。
ナム・ジヒョン(コ・ボクシル 役)
テレビも冷蔵庫もない山奥で育ったボクシル。家でした弟を探し出すため、ソウルに上京し、弟と同じ服を着ていたルイと出会います。
ルイに諭すように話す仕草がとてもかわいいです。ルイを子犬に例えるなら、ボクシルはヒヨコ?
嫌味に感じない演技に注目です。
2004年に「愛していると云って」で子役デビューし、数々のドラマで子役を演じてきました。
その後はチ・チャンウクと共演した「あやしいパートナー」やEXOのディオと共演した「100日の郎君様」など作品にも共演者にも恵まれて、今が旬の女優さんの一人です。
ブルーな時、ソ・イングクにエンドレスで癒され続けたい、そんな秘蔵映像のようなドラマです。
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