「知ってるワイフ」(韓国版)のあらすじや感想とキャスト

韓国ドラマ

日本でもリメイクされ、そのドラマの面白さは折り紙つき。
日本版は11話ですが、韓国版は16話あり、日本版では描き切れなかったストーリーも多々あり、より深みがあります。

あらすじと感想、そして出演した主要キャストをご紹介します。

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「知ってるワイフ」(韓国版)のあらすじ

ジュヒョク(チソン)とウジン(ハン・ジミン)は結婚5年目。共働きの二人は子育てと仕事に疲れ果てていました。
銀行で働いているジュヒョクは上司と部下に振り回され、家族のためにと思いつつも、精神的には限界に近づいていました。

ウジンは家事に、仕事に追われ、いつも不機嫌。
そのフラストレーションを仕事から帰ってきたジュヒョクにぶつける日々…。

そんなウジンを恐れ、ビクビクしていたジュヒョクは、初恋の人ヘウォン(カン・ハンナ)と再会し、今の結婚を後悔するようになりました。

ある時、ジュヒョクは見知らぬ男から2006年の500ウォン硬貨をもらいます。

高速道路を走っていたジュヒョクは見慣れない料金所を走り過ぎようとすると、車が突然、暴走してしまいます…。
なんと学生時代にタイムスリップ。
ジュヒョクはヘウォンとの約束を破ったあの日に戻ることができました。

その後、ジュヒョクは目が覚めると、なんとヘウォンが妻に…。

「知ってるワイフ」(韓国版)の感想

誰しも今、自分の置かれている現状を見て、過去を変えられたら…と思ったことは一度や二度はあるのではないでしょうか。

そんな願望をジュヒョクはやってのけるのですが、当然ながら主要キャスト4人のその後の人生がガラリと変わっていくことになります。

その4人が3組のカップルとなっていきます。

  • ジュヒョク×ウジン(実際の夫婦)
  • ジュヒョク×ヘウォン(憧れの人との結婚)
  • ウジン×ジョフン(妻が別の男性と付き合う…)

実際に結婚するとジュヒョクは仕事を優先させ、家族との約束はおざなりにしてしまう。でもそれは家族のためと言いはるし…。
女性は家事や育児を優先し、夫のことは二の次になってしまう…。

今まで向いていた相手に向いていたベクトルが、自分だけに向いてしまうことで大きく人生が変わってしまいますね。
自分が苦しくて、相手に要求ばかりしてしまい、関係性が崩れてしまう…。

ハン・ジミンさんの演技力が半端ないということもありますが、とても共感できた場面でもありました。やっぱり、誰しもありますよね、相手に要求してしまうことって…。

また、初恋の人と結婚が一番幸せなのかどうか…。ジヒョクはヘウォンへの思いを断ち切れずにいたこともありますが、初恋というテーマについてもこのドラマは独自の視点で描いています。

たらればという思いは誰しもが持つと思いますが、人と人との関係性をどう築いていくのかを学ぶことができたし、改めて夫婦の愛や縁について考えることができたドラマでした。

「知ってるワイフ」(韓国版)のキャスト

チソン(チャ・ジュヒョク役)

チソンが主演するドラマに外れなし!と言われるほどのヒットメーカー。
「キルミー・ヒールミー」では7つの人格を持つ多重人格者を見事に演じ、「被告人」では突然、死刑囚になってしまった元敏腕検事を熱演し、その甘いフェイスだけではなく、確かな演技力があることも証明し続けている俳優です。

「知ってるワイフ」でチソンの新たな面を発見することができましたね。正直言ってビックリしました。

先に書いたように、これぞ主役!という役柄が多かったチソンがあんな風になだらしない亭主役をするなんて考えもしなかったし、そんな役を演じて、今後は大丈夫?なんていらない心配もしてしまいました。でも、そのだらしなさっぷりがとてもキュートなので、必見です。

実際に夫があんなにだらしない人だったら、もちろんイライラすると思いますが…。

でも、本当に大切なものが何なのかに気づき始めると、態度も変わってきて、凛々しいチソンになっていくのも、見どころに一つだと思います。

ハン・ジミン(ソ・ウジン役)

「オールイン~運命の愛~」でソン・ヘギョの子ども役でデビュー作したハン・ジミン。当時、1歳しか分からないソン・ヘギョの子供時代を演じ、有名になりました。
その後は社会性のあるドラマや、複雑な設定のドラマに出演し、演技力を磨いてきました。


今回はチソンと共に学生時代や、なんと鬼嫁、また過去が変わったことによって制服姿が似合う銀行員も演じるなど、幅の広い演技で注目を集めました。

チャン・スンジョ(ユン・ジョンフ役)

「カネの花~愛を閉ざした男~」でチャン・ヒョクとの共演も話題になりましたが、「知ってるワイフ」ではジュスクの同期で、タイムスリップする前とした後では設定の異なる難しい役柄を見事演じ切りました。

タイムスリップする前はジョンフってこういう人だよねと思いましたが、タイムスリップ後もこっちの方が本来のジョンフかも…と、どちらもジョンフらしく思えるのが不思議です。

カン・ハンナ(イ・ヘウォン役)

「麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~」や「ただ愛する仲」にも出演し、「知ってるワイフ」でもチェロ専攻で大学のマドンナ的存在の役柄で、だれもが彼女に憧れ、ジュヒョクもその一人です。

過去に戻って人生をやり直すことはできるのかどうか…。「知ってるワイフ」はそれを問いかけているのではないかと思います。

演出は「ショッピング王ルイ」のイ・サンヨプ、脚本は「ああ、私の幽霊さま」のヤン・ヒスンなので、最後まで目が離せないドラマです。チソンとハン・ジミン共演のファンタジーラブコメディは必見です。

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