来年2022年の夏、「梨泰院クラス」のリメイク版が日本で放映されると一部週刊誌が報じて、話題になっています。
「梨泰院クラス」は2020年、韓国のケーブルテレビ局JTBCにて放送されたテレビドラマで、Netflixで世界配信されることにより、その人気は不動のものとなりました。「愛の不時着」と共に多くの著名人がファンを公言するなど、「梨泰院クラス」は新しいファン層を生み出しました。
「梨泰院クラス」を話す上で欠かせないことは主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン)の生き方で、その生き方に一番影響を与えたのが父、ソンヨルでした。
父から“信念を持って生きろ“と言われたことを携えて、困難に直面しても不器用にその信念をもって前に進み続けます。
パク・セロイの生き様に勇気や生きる希望をもらったという人は多いはず…。
そんなパク・セロイを演じるのは日本人では誰なのか…、気になっている人も多いと思います。
「梨泰院クラス」リメイク版のパック・セロイ役は竹内涼真
「梨泰院クラス」リメイク版のパック・セロイ役は竹内涼真と週刊誌が報道しました。
竹内涼真は「テセウスの船」や「君と世界が終わる日に」など、次々にドラマの主演を務めてきた人気若手実力派俳優です。
「テセウスの船」 では大きな悲しみを抱えつつも過去と現在を行き来しながら真実にたどり着こうとする繊細な役柄を演じ、「陸王」ではダイワ食品陸上部のエースを演じ、肉体派俳優であることも証明し演技の幅を広げました。
「梨泰院クラス」のリメイク版の日本タイトルは?
「梨泰院クラス」はWeb漫画が原作です。
日本ではドラマに先駆けて日本語版の漫画が発売されましたが、その時のタイトルが「六本木クラス」でした。そのため、リメイク版ドラマも同じ「六本木クラス」というタイトルになるようです。
「梨泰院クラス」のリメイク版の撮影場所はどこになる?
梨泰院は近くに米軍の基地があったこと(今は移転)もあり、外国人も多く、異国文化を味わえる街です。
「六本木クラス」という題名であれば、やはり撮影地は六本木周辺ではないかと推測されます。六本木は梨泰院と同じく外国人が多いため、ストーリーに合っているように思います。
タンバム(1号店)は日本ではどこになるのか?そのことも気になります。
南山ソウルタワーを眺めたノクサピョン陸橋からの撮影は、日本では東京タワーが見える陸橋になるのではないでしょうか。やはり東京スカイツリーよりも、東京タワーの方がイメージ的に合っているように思います。
リメイクドラマは他にもある
最近、韓国ドラマをリメイクした日本のドラマが増えていますね。
関ジャニ∞の大倉忠義が主演した「知ってるワイフ」は韓国でチソン主演のドラマのリメイクです。
Sexy Zoneの中島健人と小芝風花が主演した「彼女はキレイだった」は、パク・ソジュンとファン・ジョンウムが主演したドラマのリメイクです。
また、唐沢寿明と真木よう子が主演し、日本ではシーズン2まで放映された「ボイス 110緊急指令室」はチャン・ヒョクとイ・ハナが主演したドラマのリメイクです。韓国でも人気のあるドラマで第4作までシリーズ化され、主演はチャン・ヒョクからソン・スンホンとなっています。
もちろん逆パターンもあります。
木村拓哉と明石家さんまのW主演「空から降る一億の星」は韓国では同じ題名でリメイクされ、2010年に芦田愛菜ちゃんが子役で出演した松雪泰子主演の「Mother」もリメイクされました。他にも「家政婦のミタ」や「ハケンの品格」など、韓国でも日本のドラマはリメイクされています。
韓国リメイク版の「空から降る一億の星」では木村拓哉演じる片瀬涼をソ・イングクが演じていますが、インタビューでソ・イングクはなぜこの役を引き受けたのかと聞かれた際、自分は木村拓哉さんにはなれないので、自分なりのキャラクターに作り上げたいと答えています。
韓国を代表する人気実力派俳優のソ・イングクでも日本で有名なドラマの主演を演じることに臆することはあったと思いますので、竹内涼真も同じような心境ではないでしょうか。
韓国ドラマというと女性ファンが多いイメージがありますが、「梨泰院クラス」は男性ファンを多く掴みました。正義感が強く、どんな逆境にも負けないパク・セロイに自分を重ねた男性が多かったためでしょうか。
女性だけではなく、男性にも好感を持たれたパク・セロイ役を竹内涼真がどのように演じるのか、今から楽しみですね。
リメイクされたドラマは誰がキャストになるのか、ストーリーはどう違うのか、またはどこが同じなのかなど、見比べてみるというのも一つの楽しみですね。
まだ主演の竹内涼真が決まっただけなので、具体的な発表があるまで、もう少しワクワクしながら待ちましょう。
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